粗大ごみ

遺品の廃棄について、ごみの分別が極めて困難です。昔の製品は廃棄するときのことを考えていない物が多く、工具を使って分解する必要があります。分解すらも困難な場合、遺品整理業者に引き取ってもらうか粗大ごみとして廃棄するしかありません。

可燃、不燃の区別も気が狂いそうになります。乱雑に置かれた書類の山なんて1日や2日では終わりません。その山の中から重要書類が出てきた場合、その処理に追われることになります。

その人が亡くなってから10年近く経ちますが未だ解決していません。理由としては家族が遺品整理することに乗り気ではないからです。私が率先して片づけを始めた時以外で家族が遺品整理を始める姿を見たことがありません。

ごみの分別に関する問題について、簡単な解決策はありません。根気よく続けるしかないと考えています。ただし、あなたの人生が終わるまでに問題が解決しない可能性が高いです。私の先祖の遺品がまだ家にあり、整理されてないので、この問題はあなたが生きている間、永遠につきまとうものかもしれません。

先に述べたようにこの悩みを抱えた時点で問題解決する方法はないです。あるとすれば、第三者への問題の押し付けです。例えば、あなたに子供がいるのなら、「親の遺品整理は子供の義務だ」と言い聞かせます。そして、あなたが動けなくなってから、「先祖の遺品もあるけどこれもよろしくね」と笑って誤魔化します。子供から死ぬほど恨まれること間違いなしですが、「あなたの」悩みは解決されます。

もしあなたが遺品に何ら興味がなく、遺品がある家にも愛着がなく、経済的に裕福なのであれば、家屋ごと取り壊して、全て産業廃棄物として処理してもらう方法があります。相談できる建築関係の業者がいるのであれば、一度相談してみるのも1つの手です。