月次アーカイブ: 4月 2018

私の両親は、ここ10年間、父方の祖父、独身だった大叔父、祖母の3人を見送りました。祖母の3回忌も無事に済ませ、少しホットしたのもつかの間、
大量に残された遺品の整理という問題が出てきました。
父は定年前ということもあり、まとまった時間が作れず、母も自分の親ではないので、捨てて良い物と駄目な物の区別がつかず父がいる時でないと遺品整理が出来ませんでした。
戦争を体験し、物が少なかった時代に育ってきた祖父母達は、物を捨てることが出来ず、家中の押し入れ、箪笥類の家具の中、家の外にゴミとしか思えない物も大量に保管していました。
私も時間がある時に遺品整理を手伝っていましたが、賞味期限がいつか分からないような食品、ふちの欠けた食器類、シミで汚れた下着、茶箱、大きな丸太や切り株、土管、一斗缶等もあり片付けることが苦痛で途方もない作業です。父の長期連休を利用しながらの作業なので、まだ全部処分できていません。
特に自分たちで処分できない茶箱、丸太、切り株、土管、一斗缶類は業者に頼まないといけないので費用も掛かり困っています。全ての遺品を仕分けできた後に業者に処分をお願いする予定です。
亡くなった後、残された遺族が困らないためにも終活は大切だとつくづく実感しました。こんな大変な経験をしている父も物を取っておくタイプなので、将来私自身が大変にならないように日ごろから、いらない物は捨ててよと父のお尻を叩いています。