私はモノを捨てるのが苦手だ。もう着ない服や読まないであろう書籍、学生時代に使っていた教科書などなかなか捨てられないのだ。だから年末の大掃除にはとても時間がかかる。昔もらった手紙なんかが押し入れの中から出てきたら2時間は掃除が進まない。なんでこんなにもモノを捨てられないのか。理由は簡単。過去の思い出を捨てたくないからだ。はじめての彼氏とのデートに着た服を見ると彼との淡い思い出がよみがえる。読まない書籍でも、あのときあんな思いでこの書籍を買ったんだよな、という昔の私を思い出す。教科書なんかは特に思い出が沢山詰まっている。捨てたら、大学受験の思い出までなくしてしまいそう・・・。そんな私だが、ここ最近、とてもいいモノを捨てる方法を知った。方法はとても簡単なもので、「モノを捨てる前に写真にとる」ということだ。写真にとったらその写真を見ればうつっているモノの思い出がよみがえる。単純だが、効果があるので、モノを捨てられない人は是非試してほしい。